「女子中へ行きたい!」4年生の秋、娘が言い出しました。どうやらクラスメイトが塾へ通い始め、娘も真似したいと思ったようです。その時の中学受験のイメージは偏差値でクラスを振り分けられ、試験をたくさん受けて追い込む過酷な世界を想像していました。
勉強が好きな娘が勉強嫌いにならないで楽しく通える塾を探しました。
多くの塾を見学してエデュコに決めた理由は、「勉強上手になろう」、「一緒に考えながら書こう」、というスローガンを掲げていたからです。いわゆる知識詰め込みでは無く、子どもの好奇心をくすぐりながら進めていく授業の進め方に大変感銘を受けました。特にドジノート(改善記録ノート)は目から鱗でした。私が受験時に知りたかった勉強法でした。これは絶対力がつくと確信し、もし、受験でご縁が無くても自主的に学習する力がつくと思い入塾を検討。見学と体験を経て娘も「エデュコがいい」と気に入り入塾しました。
「どの先生の授業も面白くて分かりやすい」「あっという間に時間が過ぎちゃう」「友達がこんなこと言っていたんだよー」帰るとエデュコでの面白エピソードを報告してくれました。娘は社会が好きな教科になり、これが最後まで強みとなりました。先生が話してくれるこぼれ話や時代背景などエピソードを交えながら話してくれるので記憶にも残りやすく、娘は社会の時間が大好きだったようです。社会に関しては模試も安定して点数が取れたので、他の教科に時間をかけられたと思います。
さて、志望校についてですが、目標に向かっている娘の決意は固く、絶対に憧れ校へ行きたいという気持ちは入塾時から変わりませんでした。ET(担任講師)に何度も何度も相談して方向性を決めて、そこから娘の挑戦が始まりました。
1月校ではあと2点の重みに苦しみ、不合格の結果を見た時、娘は涙してベッドに入りました。ETに相談したところ、「悔しい思いをしているエデュコ生が他にもいる。みんな諦めずに受けている。私は明日も駅のホームに立ち続けます。一緒に前に進みましょう!」と励ましてくれました。前向きで力強いメッセージに娘も私も胸が熱くなりました。そして3度目の正直で初めての合格を勝ち取り、次の日の試験に臨みました。もう、ここまでの娘の頑張りに私は号泣です。
試験が終わった娘は「算数と国語は出来た。でも理科と社会が自信ない」と顔面蒼白で出てきました。「最後まで諦めずに頑張って偉かったね。結果が出てからまた考えようよ」と返しました。
翌日、結果を見ると『合格』の文字が。家族でみんなで飛び跳ねて喜びあいました。1月校は得点開示システムがあり、自分の立ち位置が分かるので、それもまた励みになりました。
1月校の合格を手にして、憧れの2月校の受験が見えてきました。過去問を解いて、「自己分析して苦手単元を潰す」の繰り返し。『終わるまで寝ない』と自分なりのルールを決めて娘は机に向かっていました。直前期は1日でA4ノートが使い終わるほど たくさんの問題を手がけていました。図を書いて問題を解くのはエデュコで鍛えられていたので、それも強みになりました。
2月の第2志望の女子中合格を手にして、憧れ校を2校受験。2校ともご縁はいただけませんでしたが娘は落ち込むことなく、「やり切った。憧れ校の試験を解くことができて幸せだったよ!」と満足げに話してくれました。
中学受験を経験して娘は精神面でも大きく成長ができました。
ここまで頑張れたのはエデュコが偏差値にとらわれない指導をしてくれたからです。そして娘の意思を絶対否定せずに見守り、背中を推し続けてくれたから娘は走り切ることができました。
今までご指導いただきありがとうございました。